一冊の本の話
SNSに疲れた。クソみたいな承認欲求を満たすためにやってることがわかった。
そんなことないと思ってた 自分はSNSに支配される人間じゃないって
SNS内で親しい人間が自分の思い通りに返信しないとイライラするなんてもう終わりだと思った 暫く距離を置きたい
だから誰も見てない、でももしかしたら誰か見てるかもしれないみたいなところに文を書きたくなった
でもその誰か見てるかもみたいな期待を持ってる時点でまた駄目なんだろね
わたしは物を買うことで満足するところがある人間だ そして本が好きだ
だから今日落ち込んで落ち込んで、救いを求めたのは本で、調べた中から一冊電子で買った
目次読んで、気になるところだけさらっと目を通して、閉じた
満足だった なのにそれからまた無料ブログの比較とか調べ始めた
ほんっっとーにしょうもないしょうもないなぁと思った 死にたい
また今だってはてなブログ以外のブログサイトも検討してる はてなブログにしたのはデザインが好みだなって前から思ってたから
でも何かしてないと無理なんだ 寝れないんだ 裏切られたみたいな気持ちが強くて そう思う自分を消したくて
前に書店で見た自分のモヤモヤに対してシチュエーション別に対処できる方法が書いてある本、買わなかったその本、こういう時いつも思い出す
で、調べる。表紙すら覚えてない、名前もわからないが、多分中身を見ればわかる
それにすがって頭の端にひっかかるキーワードを検索窓に入れる
でも見つかんねーんだよ そんなピンポイントな本
だから他の本買って満足する
結局その本が手に入ったとしても自分は変わらないんだよ
「その本を買わなかった過去」
「その本を読まなかった今」
「その本を読んでいれば今こんなこと思って色々調べたり悩んだりくよくよしたりしなかったかもしれない」
って思ってる 本当クソだろ
買う行為に焦点がいってる 多分またわたしはその本が手に入ったらそれだけで満足する
なんなんだろうなこれ もちろん買った本は後で読む 読まないものもあるけど まあそれは今読む必要がないってだけ
それでもそこまで自分でわかってても、過去に固執するタイプというか、こういうモヤモヤしてる時ってそういうわかっているけどやめられないみたいな思考になりがちで
だから他の観点から調べることにした
キーワードだといろんな本が引っかかりすぎるから、ベストセラーから探したらいいのでは?もしかしたら有名な本ですぐ見つかるかもしれない
んでアマゾンの本のランキング開いた
そっからカテゴリー…心理学…自己啓発…って探そうと思ってたんだよね
そこで目に入ったのは一位の本の下、つまり二位に位置するわたしの好きな小説の続刊
嬉しかった わたしだけ楽しみにしてるんじゃないんだって思って、わたしの好きなものが認められてるんだとも思って、わーって気分が高揚した
なんかSNSで悩んでたことどうでもよくなった
結局わたしの心を沈静化したのは、一冊の商業BL小説だった
好きなものってすごいね